第40回ATP賞にて『ゴッドハンド 流転の秘宝を復元せよ』が優秀賞を受賞!

内田利元がディレクション・プロデュースした番組『ゴッドハンド 流転の秘宝を復元せよ』が第40回 ATP賞テレビグランプリ ドキュメンタリー部門で優秀賞を受賞しました!


ATP賞とは… 年に1回開催される、テレビ番組をはじめとする映像コンテンツのクリエイターが審査員となり、創り手ならではの視点で優れた作品を選ぶ賞。日本の映像コンテンツ産業の重要な担い手となっている製作会社の社会的機能を高め、そこで働く制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えるために、創り手である製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ、日本で唯一の賞として1984年に創設されました。ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門、ドラマ部門の3つのジャンルを基幹部門として作品を募集し、最高賞のグランプリを決定します。

『ゴッドハンド 流転の秘宝を復元せよ』
NHK 総合 44分番組 初回放送日:2024年1月2日

“ゴッドハンド”の異名をとる男がいる。やきものの復元師・繭山浩司。茶の湯・千家に伝わる450年前の黒楽茶碗、ウィーンの古城で破壊された古伊万里の大皿など、修復を手がけた宝物は5000点に及ぶ。その技を育てたのは口外できぬ「陰の仕事」の数々。全国の美術関係者から預かった数々の破損品を、どんなに目を凝らしても傷跡がわからないまでに復元してきた。全国の美術館には 繭山が手掛けた作品も少なからずあるという。繭山の知られざる超絶技巧と、人類の宝を後世につなごうとする生き様を描き出すシリーズの第三弾!時価数十億円という清朝の花瓶と李朝白磁の修復撮影が許可された。

【語り】田中泯
【ディレクター/プロデューサー】 内田利元